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2024年9月17日
探偵豆知識

【探偵豆知識】夫が浮気で左遷された!浮気相手への慰謝料を増額請求できる?

9月16日は3連休最後の日で、「敬老の日」でした。

敬老の日は高齢者を敬うことを目的とした国民の祝日ですが、皆さんのお宅でも何か特別なお祝いをしたでしょうか。

深刻な少子化が解消する見込みが立たない中、子どもや孫たちに敬老の日を祝ってもらうことは、もはや贅沢なことになっているのかもしれませんね。

さて今回は、夫が浮気で左遷された場合に、浮気相手への慰謝料を増額請求できるかといったテーマでお話ししていきます。

浮気の代償として、夫が左遷されたのに浮気相手は特にダメージを受けていないといった場合は、納得できないこともあるでしょう。

とても興味深い内容ですから、ぜひ読んでみてください。

1.夫が浮気で左遷された!主な理由や背景を詳しくチェック!

最初に、夫が浮気で左遷された場合にどんな理由や背景が考えられるか、詳しく見ていきます。

勤務先の対応に正当性があることが、理解できるはずです。

その1:職場の秩序を乱す

夫が浮気したことが原因で左遷された場合、よくある理由の一つとして、職場の秩序を乱すことが挙げられます。

不倫は犯罪行為ではありませんが、民法における不法行為であり、倫理的にも許されることではありません。

職場で社員が不倫したことが発覚すれば、どうしても混乱しやすく、秩序が乱れてしまうものです。

企業として、浮気した人物を左遷して別の部署に異動させるのは、自然なこととえいえます。

その2:取引先の信用を失う

取引先の信用を失うことも、夫が浮気したことにより左遷される理由になります。

特に、歴史のある企業や金融関連の企業などでは、信用を第一に大切にするものです。

たとえ浮気が犯罪ではなくても、社会的なタブーなのは事実であることから、取引先がよい顔をするはずがありません。

場合によっては、売り上げが大きく下がることもあるため、左遷せざるを得ないのです。

その3:企業としてのケジメを付けたい

企業としてのケジメを付けたいことで、浮気した夫が左遷されることがあります。

企業にとって、社員に法律や倫理に反することなく業務を遂行させることは、基本的なことです。

しかし、社員が不倫したことが発覚したとなれば、企業としての姿勢が大きく問われることになります。

そこで、企業としてのケジメを付けるために、左遷という形で浮気した夫を処分するのです。

その4:簡単に解雇できない

夫が正社員として雇われている場合、たとえ浮気が発覚して企業に何らかの不利益を与えたとしても、簡単に解雇できないものです。

特に、日本では、いったん雇ったらできるだけ面倒を見るという風習が根強く残っています。

そのため、解雇する代わりに、左遷という形にして雇用だけは守るのです。

左遷先でも一定の給与や待遇が約束されているのなら、企業の温情による対処と考えてよいでしょう。

2.夫が浮気で左遷された!浮気相手に慰謝料を増額請求できる?できない?

ここでは、夫が浮気で左遷された場合、浮気相手に慰謝料を増額請求できるかどうかについて詳しく見ていきます。

増額請求できるパターン、できないパターンのそれぞれについてお話しするので、チェックしてみてください。

その1:浮気相手に不利なことがあれば増額請求できる可能性

浮気は基本的に両成敗になるため、一般的には夫が左遷されたからといって、浮気相手へ慰謝料を増額請求できるとは限りません。

ただし、浮気相手に不利なことがあれば、慰謝料を増額請求できる可能性があります。

たとえば、夫は別れようとしていたのに、浮気相手が関係の継続を強要した、夫の勤務先に中傷を広めたといった場合です。

こうした場合は、慰謝料を増額できることがあるので、慎重に裏を取っていくとよいでしょう。

その2:夫に不利な理由がある場合は増額できない可能性

反対に、夫に不利な理由がある場合は、増額できない可能性が高いといえます。

たとえば、浮気相手が未成年者だった、夫が浮気相手に関係を強要していた、といったケースです。

よくあるのが、上司と部下といった、仕事関係で圧力をかけている場合になります。

この場合、浮気相手から慰謝料請求されることも含め、相当厳しい状況といえるでしょう。

その3:浮気の客観的な証拠をつかんでいることが大前提

浮気相手へ慰謝料請求するには、法的な根拠として、浮気の客観的な証拠をつかんでいることが大前提になります。

浮気の客観的な証拠とは、まったく関係のない第三者から見ても、ターゲットの2人が明らかに浮気していることが判断できるものです。

たとえば、ラブホテルに2人で出入りしている画像や映像などで、本人であると間違いなく分かることなどが条件になります。

こうした客観的な証拠を自分でつかむのは、いろいろな点で困難なので、信頼できる探偵事務所に浮気調査を依頼することがおすすめです。

その4:浮気問題に詳しい弁護士に相談するのが確実

いずれにしても、自己判断で進めようとせず、浮気問題に詳しい弁護士に相談するのが確実です。

実際に、浮気相手へ慰謝料を増額請求できるかどうか、あらゆる点から検証し、アドバイスをしてもらえます。

また、慰謝料請求手続きを代行してもらえる、精神的に心強い味方ができるなど、多くのメリットがあることからも、積極的に頼るとよいでしょう。

なお、よい弁護士に心当たりがない場合は、浮気調査を依頼した探偵事務所に相談すると、提携先の弁護士を紹介してもらえます。

まとめ

今回は、夫が浮気で左遷された場合に、浮気相手への慰謝料を増額請求できるかどうかといったことについて詳しくお話ししました。

浮気は両成敗ですから、残念ながら、単に夫が左遷されただけでは、浮気相手への増額請求は難しいといえるでしょう。

ただし、そのほかの理由によっては、増額請求できる可能性があります。

いずれにしても、まずは、夫の浮気調査を信頼できる探偵事務所へ依頼し、事実関係を詳しく調査してみるのと同時に、浮気の客観的な証拠をつかむことがおすすめです。

なお、私どもでも浜松市をはじめとする静岡県内にて数多くの浮気調査をご依頼いただき、おかげさまで大変ご好評をいただいています。

ご相談・見積もりは無料ですから、早期に問題を解決するためにも、お気軽にお問い合わせください。