先日、無罪判決が下ったいわゆる袴田事件ですが、警察が控訴を断念することが発表されました。
これで、長きにわたって冤罪となっていた袴田巌さんの無罪が確定します。
浜松市ともゆかりの深い方だけに、ずっと支援してきた姉の秀子さんにも、本当にお疲れさまでしたと言いたいですね。
さて今回は、夫が部下との不倫をやめない場合に、離婚する前にできることや離婚を有利に進めるめに何が必要かといったテーマでお話ししていきます。
妻の立場から忠告したのにもかかわらず、夫が部下との不倫をやめないとなれば、離婚は回避できないでしょう。
この記事では、妻である皆さんに有利な条件で離婚するためのポイントを深堀していきます。
1.夫が部下との不倫をやめない!妻が今すぐ行うべき対処法は?
最初に、夫が部下との不倫をやめない場合に、妻が今すぐ行うべき対処法について見ていきます。
それぞれ、よく読んでみてください。
その1:夫の不倫の客観的な証拠をつかむ
まずは、夫の不倫の客観的な証拠をつかむことがおすすめです。
具体的には、信頼できる探偵事務所に不倫調査を依頼するとよいでしょう。
現時点で夫が不倫しているのは明らかなのですから、客観的な証拠をつかむ難易度は、高くないといえます。
不倫の客観的な証拠は、離婚手続きを有利に進めるためだけでなく、夫や不倫相手に慰謝料を請求する際にも必要なので、今のうちにつかんでおきましょう。
その2:夫に再度忠告してみる
夫の不倫の客観的な証拠をつかんだら、再度忠告してみましょう。
ここで心を入れ替えるようなら、最後のチャンスとして、離婚を延期するのも一つの方法です。
しかし、まったく反省する様子が見られないのなら、夫婦としてやり直すのは絶望的な状態といえます。
夫と別々の道を歩むためにも、離婚の準備や手続きを進めましょう。
その3:離婚後の生活設計を考える
離婚前の準備として、離婚後の生活設計を考えましょう。
夫と離婚したら、別々に暮らすことになるため、新居の確保が必要です。
また、今後の生活費についても、現実的にやっていけそうか試算してみてください。
現在仕事を持っていない場合や十分な資産がない場合は特にシビアなので、求職活動を進めるなどして、自分で生活費を捻出できるように動きましょう。
その4:離婚後の新生活に向けて準備を進める
離婚後に生活していけるメドが立ったら、新生活に向けての準備を具体的に進めていきましょう。
具体的には、新居用の物件探しと契約、新生活に必要なものの購入などです。
中でも、新居用の物件探しと契約は、信頼できる知人に相談しながら早めに行いましょう。
もしも、現時点で物件探しが難航するのであれば、一時的にウイークリーマンションやビジネスホテルなどに宿泊する、実家に戻るといった方法も考えてみてください。
2.部下との不倫をやめない夫と離婚する!具体的な方法や進め方!
部下との不倫をやめない夫との離婚を決意したら、必要な準備や手続きを順次進めていきましょう。
ここでは、妻である皆さんに有利に進めるポイントについても、併せて見ていきます。
その1:夫との離婚について弁護士に相談する
まずは、夫との離婚について、弁護士に相談することがおすすめです。
弁護士に相談すると、法律の専門家の立場から、有利に離婚できるようアドバイスをしてもらえます。
また、今後の面倒な手続きや、夫とのやり取りを代行してもらえるのも、大きなメリットです。
このとき、よい弁護士に心当たりがない場合は、不倫調査を依頼した探偵事務所に提携先の弁護士を紹介してもらうとよいでしょう。
その2:夫へ離婚したいと告げる
次に、夫へ離婚したいと告げましょう。
自分の意思を確実に伝えて、夫との夫婦生活にピリオドを打ちましょう。
夫が離婚にスムーズに応じるか分かりませんが、確実に前に進むことができます。
このとき、夫が逆切れしそうなど、何らかの不安があるときは、信頼できる第三者に同席してもらうことがおすすめです。
その3:別居して離婚の手続きを進める
夫へ離婚したいと告げた時点で、夫とは別居することがおすすめです。
すでに別々の道を進むことにした後での同居は、夫にとっても皆さんにとっても何もよいことはありません。
今後の手続きをスムーズに進めるためにも、また、冷静に対応するためにも、必要といえます。
長く暮らした家を離れるのはつらいことですが、前に進んでいきましょう。
その4:夫と不倫相手に対して慰謝料請求を行う
夫と不倫相手に対して、慰謝料請求を忘れずに行いましょう。
不倫は、民法における慰謝料請求の正当な理由になるため、ここで請求しない手はありません。
慰謝料を支払ってもらうことで、離婚後の生活費に充てることができるのもメリットです。
慰謝料の金額は、100万~300万円程度が目安ですが、個々の状況によって異なるため、実際には弁護士によく相談して請求するとよいでしょう。
まとめ
今回は、夫が部下との不倫をやめない場合に、離婚する前にできることや、離婚を有利に進める方法について詳しくお話ししました。
何を言っても部下との不倫をやめない夫とは、離婚して別々の道を歩むのが自分のためといえます。
なお、夫との離婚を有利に進めるには、夫が不倫したことの客観的な証拠をつかむべく、信頼できる探偵事務所へ不倫調査を依頼するとよいでしょう。
その後、離婚に向けて弁護士と相談しながら進めていくと間違いがありません。
私どもでも、浜松市をはじめとする静岡県内にて数多くの不倫調査をご依頼いただき、おかげさまで大変ご好評をいただいています。
ご相談・見積もりは無料ですから、まずは、お気軽にお問い合わせください。